しおりん日記

同じアホなら笑わにゃ損!好きなものの話を書く!【twitter】@_shioring_

平成最後の夏、メタルマクベスdisc1の夏!

 夏が終わってしまった。平成最後の夏、メタルマクベスdisc1の夏。

 初日・アフト1公演・千秋楽の3枚しか持っていなかったはずなんですけど、気付いたらチケットの半券が両手で数えられない枚数あるってくらいハマって通い詰めた夏だった…。いいんだ、うちのチケットはビスケットシステム*1だから…。役者はステアラダイエットで痩せこけ、ヲタクはステアラダイエットで財布が痩せこけた夏。しかし、両手には抱えきれないほど幸福な想い出でいっぱいで。千秋楽後の役者さんたちのSNSを見ているときっとそこの気持ちは同じだったんじゃないかなぁって思います。

 しかしまあ最高の夏だって所詮記憶。しかも髑髏のときより記憶を保証してくれるアイテムが少ない。*2 

 

人類よ、メタルマクベスdisc1を見てくれ、頼む。※ネタバレなし - しおりん日記

メタルマクベスdisc1を4回見たけどやっぱりめちゃくちゃ面白い - しおりん日記

メタルマクベスdisc1の大好きだった小ネタや変更点の備忘録※ネタバレしかない - しおりん日記

 すでに3つのブログ記事を書いているけど、やっぱり最後に忘れたくないから好き勝手感想を書くぞ!!!

 

*1:ポケットを叩くと増える。嘘です。チケットを買いすぎたときの言い訳によく使う。

*2:メタルマクベス前にステアラでやっていた「髑髏城の七人」シリーズ5公演は全公演で戯曲の販売がありました。メタマクも売ってくれ。

続きを読む

メタルマクベスdisc1の大好きだった小ネタや変更点の備忘録※ネタバレしかない

夏が!!!終わる!!!

豊洲で過ごした初めての夏が終わる!!!終わってしまう!!!

バンクォーが「夏は終わらないよぉ!」と煽る度に、逆に切なくて泣きそうになる私ですが、未来の私は元気に豊洲でバターになってますか?え?もうステアラがない?そうか…2020年にはなくなるんだもんね。諸行無常のステアラ…

推しのアイドルが卒業し、元々大好きだった観劇に腰を据えたんですけど、私はやっぱり渡り歩くより一個の演目を極めるのが好きなようで、メタルマクベスdisc1に死ぬほど通って夏が終わっていく。

 

あと5回を切ったので、自分用に好きだった小ネタとか最初からの変更などの備忘録をつけておく。割とローラ&バンクォー定点カメラ。残り少ない観劇前に確認して、見逃しがないようにしなくては!

とまあ、ブログにしよううかと思ったけど、力尽きたのでマジでただの自分用備忘録です。

 

続きを読む

人生の約4分の1は寝てるからヲタクがオーダーメイド枕を買ってみた

 オーダーメイド枕を買って1ヶ月超が経ったのですが、最の高がすぎる!!!コスパ凄い!!!ってことでどうしてもしたいから枕を買ってハッピーだった話をする。

 

 会社の同僚と「一日何時間くらい寝てる?」って話をしたとき、大体5~6時間くらいかなぁでも休日はもうちょい寝てるわってなって、そのときふと気付いたんだけど、それって私は人生の4分の1を寝て過ごすってことだ。どうしよう、寝てる時間、意外とめちゃくちゃ多い。割とQOL*1を上げることを目的に生きてるから、こうなったら寝てる時間を充実させたい。

 生きてる間は自分の努力ではどうしようも出来ない嫌なことも起こるけど、寝ている間は自分の手で質を向上出来る。私の眠りは他者に介入されにくい。なんて難しいことはあんまり考えず、シンプルに「寝てる時間をもっと充実させてみるか~~~!!!」くらいのノリでオーダーメイドの枕を作ってみました。

 

 さて作ろうってなったとき、さすがに周りに枕を作ってる人もいなかったので、とりあえず、

①家、もしくは会社から近い

②仕事終わりでも行ける

の2点を基本条件に、ピローフィッターという枕作りの専門家がいるということでロフテー枕工房 二子玉川クチュリエ店」へ行ってきました!

 

 わくわくしながら仕事終わりにニコタマへ。ロフテーの枕工房はサイトから予約が出来るので、待たずにすぐ案内してもらえました。

coubic.com

 一番遅い枠で19時スタートがあるから、頑張れば仕事終わりにも行ける!

 

 お店の中はお会計場所と枕のサンプルが並べてあるオープンスペース、そしてその奥にパーテーションでしっかり区切られたフィッティングをする場所に分かれています。明るいけど外から見えない!枕は以下の手順で作りました。

 

①首や頭周りを測る

 まずは首のカーブを計測。あと、頭をタッチして丸みの程度を測ったりしました。

 ちなみに私は首がかなり長めのストレートで、頭もしっかり丸かった。この首が長めというのがネックらしく(首だけに)、起きたときに片周りが重だるかったのは今までの枕(使いすぎててぺちゃんこ気味だった)と首の相性が悪かったせいの模様。この辺は後述します。

 

②ざっくりした高さを決める

 ベースとなる高さを決めます。ちなみにこのベースとなる高さの枕が所謂ホームページで販売しているセミオーダーの2号3号みたいなやつ。

 

③素材をとことん試す

 これが超~~~~~~~~~~楽しい!!!

 固さが素材によって何段階か分かれていて寝転がりながら試していきます。この素材によって枕の値段も変わる。ふわっふわに柔らかい羽根、ストローみたいなパイプ、包み込んでくれそうなウレタンフォーム、ちょい固なソバガラから、剛炭、マルコビーンズなんて聞き慣れないものまであります。変えてもらってはごろん&寝返りころころ。中身こんなの入ってるよ~って実際の素材も見せてもらえる。いや、本当にすごいの。同じ高さのものでも寝心地がぜんっぜん違う。全く違う。洗えたり洗えなかったり、経年劣化の差があったり、機能的な違いも勿論あるけど、嘘みたいに寝心地が違うんですよ。そしてピローフィッターさん曰く、明確な善し悪しの物差しは無くて完全に好みらしい。だからとにかくごろごろとっかえひっかえしました。そして徐々に絞っていく楽しさ!さながら枕トーナメント…枕天下一武道会…。しかしまあ、百貨店の一角で仕事行くような格好でベッドでひたすら寝返りうってる光景、なかなかにシュールではある。

 ちなみに覚えてる限りの枕の素材の印象です。

【ウレタンフォーム】

 最終的にこれにした。適度に固さもあるけどふわふわ。めっちゃ包まれてる感じ。特に横向きで寝たときにほっぺに当たるもちもちな感じが最高。しかしピローフィッターさん曰く、通気性が他のより劣るから夏はいまいち。でもそんなの関係ねぇ!とこれを選びました。大満足。愛してる。ちなみに洗えない。機能性、死んでる。でも愛してる。

【羽根】

 貴族の枕。柔らかくて超沈む。明らかに高い枕の寝心地。

【エラスティックパイプ】

 最後まで悩んだ。ウレタンフォームよりちょい固。通気性もよく、確か洗える(間違ってるかも)ただ少しかさかさ音が気になってやめました。でもかなり良かった。お金持ちだったら夏用に買っていた。でもヲタクだからお金なかった。

【ソバガラ】

 結構ごりごりしてた。でも多分、こういうの気持ち良い日もある。絶対ある。

 

 全種類試したけど覚えているのだけ。

 とにかく、でも試すの楽しいよ。これは仰向け寝はいいいけど、横寝は微妙とかもある。何度試して戻してをやっても許される。最高のひとつを選ぶまで何度も己と向き合う時間、最高だった…

 

④高さを細かく調整する

 実は、ロフテーのオーダーメイド枕ってパーツが5つに分かれているんですよ。*2

ロフテー快眠枕とは?:LOFTY

 で、この5つ全部の高さを変えられる。冒頭①で図った諸々に合わせて、中の素材を増減させてピローフィッターさんが一つずつの高さを合わせてくれます。

f:id:shioring78:20180813215722p:plain

小学生が書いた図みたいだ。5つのパートからなる枕の高さは3つの種類に分かれてます。

1→後頭部を支えるとこ

2→首を支えること

3→横寝のときにほっぺたがくっつくとこ

って感じです。

 

ちなみに私の場合は

1→後頭部が丸いからかなり低め

2→首が長いのでちょい高め

3→高め

って感じでした。

 

 いや、これ、すごい。1と2が劇的だった。

 高さを軽く上げ下げして、横になったらめちゃくちゃ呼吸が楽だった。明らかに分かるくらい、息をするのがめちゃくちゃ楽。どうやら、いままでの枕はぺちゃんこで低すぎたため、首を支えきれず前傾に丸まってしまっていたため、気道が少しふんづまっていた模様。それに、後頭部の丸みを1のへこみが吸収してくれるから首が前傾に曲がるのを二段階で防いでくれる。のが、説明を受けなくても分かるんですよ、体感で。そして同じ説明をその後された。体感のほうが早かった。一度目のざっくりとした調整だけでも楽だったんですけど、その後自分じゃ分からないレベルの細かな調整をピローフィッターさんが何度も繰り返してくれました。

 

 そして、枕完成。

 

 ここまで大体一時間くらいでした。その後、最後の仕上げをしている間15分くらい待ち時間になるんですけど、この間私は抱き枕の体験をさせてもらい、またしても百貨店の一角で永久ごろごろをしていました。段々慣れてくる。仕事帰りなので普通に寝落ちしそうだった。

 ちなみに、この枕当日に持って帰れます。なので、注意事項としては①荷物の多い日に作りに行くと死ぬ。②雨の日に作りに行くと帰りしんどい。私は二つとも当てはまりました!!!!!枕は晴れの日を狙って、荷物少な目で作りに行こうね…

 ちなみに肝心のお値段ですが、私の枕は約2万円*3でした。

 一度枕を買うと高さが合わなかったときやへたってきたときに保証期間内であれば無料で直してもらえます*4。あと、一度作ると次に中身を全部変えて作るとき中身入れ替えで行けるから安く作れるらしいよ!アフターケアも含めたコストだね!

 

 で、使って約一ヶ月経ちました。そして、気付いた。

 枕を作るということは寝ている時間を充実させるというより、起きている時間のパフォーマンスを向上させる行為だった。

 枕、マジですごいぞ。

 一ヶ月で明らかに肩凝りが改善した。ここまで書くと本当にステマみたいで嫌なんだけど、そもそもダイレクトマーケティングだし、本当に肩凝りよくなったからしょうがない。通っている鍼灸のお姉さんがびっくりしてた。

 あと、これが最大の利点だったんですけど、ショートスリープだった朝のすっきり度が格段に違う

 ヲタクしてるとどうしてもショートスリープにならざるを得ないときってあるじゃないですか。無理くりな遠征で最終新幹線帰宅とか、どうしても録画消化したくて夜更かしとか、推しの尊さに興奮して眠れないとか、何故か豊洲で公演時間4時間もある舞台に鬼はまりしてしまったとか、仕事終わりに定時ダッシュで18時開演飛び込んで飯も食わずに終演22時とか、新感線タイムは生活習慣殺しタイムだとか!!!!!*5とにかく、どうしてもショートスリープにならざるを得ない、それがヲタクという生き物…。しかしまあ、起きた時のすっきり度、全然違う。重だるくて辛い朝、めっきり減った。

 30代を超えてからのヲタクって金以上に体力との勝負なんですよね。本当に弱くなった。いつの間にか夜行バスがしんどくなった。太陽の下を長く歩くとぐったりするようになった。マチソワ頑張りきれなくなった。ほんと、そういうこと。マジで金で買える体力なら、買うべき。元気に対するコスト2万は安い。だって死ぬまでヲタクしたいじゃないですか。現場回したいじゃないですか。推しの一瞬一瞬のきらめき、逃したくないじゃないですか。いつまでもあると思うな親と体力、そして推し!!!

 

 ってなわけで、枕を買ったらヲタ活に向かう活力が向上したって話でした。

 まあ、合う合わないは人にもよるから責任は取れないよ!!!すまんね!!!!

 次はお金を貯めてマットレスを狙います。腰痛にも勝ちたい。

 

*1:=クオリティ・オブ・ライフ。最近知った言葉なので使いたいだけ。

*2:ユニット構造っていうらしいです。5つのパーツが連結してます

*3:握手券20枚分、ステアラのお芝居1.5回分

*4:中身をいっぱい足すときはお金がかかったかも

*5:人類はメタルマクベス見てください

メタルマクベスdisc1を4回見たけどやっぱりめちゃくちゃ面白い

 どうも、人類メタマク見てくれおばさんです*1

 7/23(初日)、7/28ソワレ、7/29、8/5と既に4回見たんですけどもう本当にメタルマクベス死ぬほど面白い。そしてシャブい。見終わったあとすぐにあの光と音の洪水に飲まれる高揚感が忘れられなくなって摂取したくなる。控えめに言って合法麻薬です。国が直ちに取り締まらないと、disc2-3を前に私の口座が空になる。

 ほんっっっとうに4回見ても4回終わったあといつも血液沸騰してる感じがする、どうしよう(どうもしない)。終演後リアルに血色が良くなるのでメタマク実質代謝が上がって痩せてると思う。もしかして:ダイエットサプリ。私、髑髏城(上弦の月)も馬鹿みたいにハマって豊洲に通い詰めたんですけど、あのときは自分の中の内なるものと舞台とで戦わせて身体の中を感情でいっぱいにして帰る感じだったんですけど(だからあんまり人を誘うとかなかったまあチケットもなかった)、メタマクは身体の中身が全部蕩けて溶けて漏れ出して空っぽになる感じで超気持ち良いしとにかく人を誘いたくなる。この衝撃を追体験してほしい。帰り道、チームラボ東京の前を通る度に「もうちょい奥にもいっちょすげぇエンターテイメントあるよ!!!」って叫び出しそうですよ。不審者だ。

 ちなみにあまりに初日感動してネタバレなしダイレクトマーケティングの誘致ブログを書いてしまった。でもこのおかげで友人を7名ほどメタマク送りにできそうなのでほっくほっくですよ。あと、ブログのツイートをRTしてくださった方を辿ると、読んで行くことにしたって人もちらほらいて…もう滅茶苦茶嬉しかったです。ありがとうございます。生きててよかった。

 あんな凄いものを見せてもらって私が出来ることなんて自分がチケットを追加することと良さを広めることくらいなので……本当にシンプルに嬉しい。

shioring78.hatenablog.com

 やっぱりチケットの売れ行き芳しくないみたいで、それが本当に悔しい。これからもウザがられない程度に啓蒙活動に努めるね…

 

 と、いうわけで個人的な折り返し地点なので、ここまでの感想と印象をまとめておこうと思います。ここから先も何度か見る予定なんですけど、舞台は生ものなので記憶が上書きされる前に走り書きを。

 

 こっから先、ネタバレ有です。

*1:前回書いたブログのせいでリアルに友人からこう呼ばれてます

続きを読む

人類よ、メタルマクベスdisc1を見てくれ、頼む。※ネタバレなし

 お願いだ、頼む。人類よメタルマクベスを見てくれ。私たちと戦に出よう。

 

 7/23の初日に行ってきた「メタルマクベスdisc1」初日、控えめに言って最高でした。初日にして千秋楽ってレベルの楽しさ。

 

【公演情報】

ONWARD presents
新感線☆RS『メタルマクベス
Produced by TBS

[公演期間]2018年7月23日(月)~8月31日(金)

作:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり

 

【あらすじ】

西暦2218年――。 たくさんの死体、おびただしいゴミ、廃棄物で埋め尽くされた瓦礫の荒野。
長く続いた醜い戦争でほとんどの人間が死んだにもかかわらず、ここでは今もフェンダー国とギブソン国、そして新興勢力のESP国が戦いの火花を散らしていた。

公式サイトより引用

あらすじの続きは公式サイトを読んでください。

www.tbs.co.jp

 

 この舞台、ライブと演劇とディズニーランドとチームラボ東京を良いとこ取りして鍋でぐつぐつ煮て出来上がった、エンターテイメント過剰な脳内麻薬でした。まるでフェスに行った後のような昂揚感で終演後ロビーで出逢った友人とは「やばい…」の一言以外出ずに手を握り合い、6人くらい集まったところで全員瞳孔開いたまま最高ポイントを一気に語り合い、豊洲までの道すがら最後には全員「メタマクって面白いなぁ…」とシンプルな感想に帰結していた(笑)

 チケットの売れが芳しくないと風の噂で聞きまして本当に勿体ない!!!と泣き叫びそうなので、初日体験した熱をそのままにネタバレなしで伝えてみたいと思います(ちょーむずかしい!)

※ちなみに私は初演版をゲキシネで4度ほど履修済みです 

 

【ここがやばいよメタルマクベス

 

①とにかく生バンド×極上の歌×仕込みアンプ増で音がやばい

 これは事前の告知やキャストからも想像できたんだけど、軽~く想像をぶち抜いてきた!

 生バンドだから音に臨場感があってワクワクする。本当に血が騒ぐ。そしてその音に乗る歌がまた、最高。メインキャストの橋本さとしさんも濱田めぐみさんも国内トップクラスのミュージカルスター。セクシーだったり、情感たっぷりだったり、ミステリアスだったり、時にはコミカルだったり…ノンストレスで気持ちの良い歌声!生歌なのに本当にブレなくて人間業じゃないです。そして、この二人に全く引けを取らないのが松下優也さん。パワフルで突き抜けるような歌声で、第一声から鳥肌ものだった…あれは王子の歌声…すごい…気高い…ひれ伏すしかない。

 で、これはステアラでやってた「髑髏城の七人」を見た人にお伝えしたいんですけど、素人が聞いても音がめっちゃ改善されている。セットのあちこちにスピーカーが仕込まれていて、そのおかげで音がめちゃくちゃ立体的!あの音が偏った感じがだいぶ改善された気がします。

 

②客席が回るのがやばい

 知ってる人には今更なんですけど、このステージアラウンド東京って劇場ちょっと変わった劇場です

周囲を取り囲む360度全てに展開されるステージ、その中心に巨大な円形の観客席を配置。
巨大なお盆に乗った観客席、それ自身が回転しながら、舞台、映像、音楽、照明、全てが画期的な方法で融合することで、これまでにない感覚を体験させてくれるアジア初の没入型エンターテインメント施設です。

サイトより引用

youtu.be

 難しいことは分かんないけど、あなたが座っている座席が回るんですよそんで舞台はスクリーンでセットが出たり隠れたり。とにかく様々な舞台の使い方が出来ます!これを最大限活用してててプロジェクションマッピングとの掛け算で本当にいろんな景色を見せてくれる。これだけは体験しなきゃ分からない~!

 正直、この機能のせいで腹が立つこともあるっちゃあるんだけど*1、それ以上にメタマクは演目との相性で感動させてくれた!髑髏城のときに学んだ、あれこれを全部これでもかって活かしてくれてる感じはある(笑)とにかく、没入型エンターテインメントって言葉がぴったり!

 

③ステージの仕掛けがとにかくやばい

 これは本当に見て。マジで。びっくりオンパレード。何を言ってもネタバレになりそうで見てしか言えない。とにかく赤字が心配。新感線ちゃん、大丈夫?

 とにかく見て、実際に味わって、驚いてほしい。初見のわくわくを奪いたくない。

 髑髏組に申し伝えたいのは、かなり高さが出たセットになってるから前の人の座高が高くても見やすくなってるよ!あと、広く舞台の間口を使っても、舞台の端と端両方見なきゃ楽しくない、っていうのは少ないと思います。

 

④古典の面白さってやっぱりやばい

 シェイクスピアマクベスクドカンがアレンジ。重たい話がポップで笑える要素を身につけて、誰でも楽しめる話に生まれ変わってる気がする。シェイクスピア読めなくて挫折~って人も、シェイクスピア好き~って人も、それぞれが違う視点で楽しめる気がするよ。

 

⑤とにかく体験しなきゃ分からないからやばい

 もう、あの熱気を言葉にすることが出来ないからとにかく体験してほしい。

 とめどない音と光と芝居で脳味噌を揺さぶられて、とろとろ溶かされ液体になって、それが帰り道には耳から全部出て頭がすっきり☆、みたいな作品だった…脳内麻薬ぶしゃぶしゃ出る。色んなエンターテインメントでぼこぼこに殴られて、舞台と客席の溢れんばかりの熱で茹でられて、何かもう多幸感で飛びそうになるよ。

 これ、法で許されている内に摂取したほうが良い。シャブい。シャブすぎ。

 ライビュもあるけど、とにかくこの演目は会場で体感してほしい…!スクリーンじゃもったいない!ちなみに地方公演もないんですよ、何故なら回る劇場はオランダと豊洲しかないから。オランダよりは近いんで…

 

 笑って泣いて竦んで興奮して痺れて沸いて。物理的じゃなく感情ジェットコースターで本当にアトラクション。リアルって何より凄くて熱いんだってことを証明してくれる、この夏絶対に見てほしい舞台だよ…メタルマクベス見れない人類が可哀想。

 

 さあ!まだ、チケットあります!買えます!このブログを見たみんなはラッキー!

www.tbs.co.jp

 1枚13,500円って高いって思う人もいるかもだけど、上演時間4時間あるので1分たったの54円!実質タダ!やったね!っていうのは冗談だとしても、実際に見ると「これでいいの…赤字大丈夫…?もっとお金払うよ…」ってなります。なりました。

 ちなみに座席なんですけど、私と初日入った知り合いたちの印象を総合するとこんな感じです。

【前列】迫力はやばいが首は死ぬ。大事なシーンの全景が見切れて見えない。けれど演者の表情はめちゃくちゃ見える。小道具とか衣装も細かいとこ見えて楽しい。音は大きさよりびりびりくる感じ。とにかく寒い。寒くて死ぬ。貸し出し毛布とカーディガン必須。(私はここでした)

【中列】バランスが良い。見切れることもあるが、ぎりぎり全景分かる感じ。音がやばい。でかい。ばんばんくる。苦手な人は耳栓あるといいかも。

【後列】プロジェクションマッピングの活用含め、舞台の全部が見渡せる。世界観を堪能できる。オペラグラスを持っていけば表情確認も可能。死なない程度に暑い。

【各列サイドの席】遠心力がかかるから酔いやすい。

 

 ということで、どの席がきたって楽しめます。大事なことは、現場にいくこと。

 こんな最高な舞台のチケットが余っているなんて勿体ないし、あんなに凄いエンタメを13500円で体験させてくれたからには感謝の気持ちを込めてたくさん勧誘したい。でもそれ以上にとにかく色んな人に体験してほしい。本当はもっと色んなすごいたのしかったこと話したいけど、何を言ってもネタバレになりそうだし、何に他の人が驚くか分かんないからなるべく秘密にしたい。とにかく、私のことを知っている人は、私が面白いって感覚を今回ばかりは信じてくれ。

 

 何度も言うけど、今ならチケット買えるので、この夏におもしろいことにぶち当たりたい人は、是非豊洲へ!

 マホガニー城で待っている!

*1:あと、乗り物酔いする人はきついときあるので要酔い止め

推しの夢が叶う瞬間~物語みたいなfirst step

 「推しの夢が叶う瞬間」に立ち会えることは奇跡みたいだ!

 2018年6月30日、下北沢・近松で行われた「川村真洋 Solo stage〜take the first step〜」の昼夜両部に行ってきました。

 

 「夢が叶う瞬間」を目撃するためには夢を見ている過程も知らなければならないわけで、夢の過程から実現まで目撃することが出来たことは、この上ない幸福だった。東京ドーム5万人超の前で歌っていた子が下北の150キャパのライブハウスなんて…って思う人もいるかもしれないけれど、そこは確かにまひろちゃんが、そしてまひろちゃんのファンが夢見ていた第一歩だったんだよ。乃木坂にいるときには踏み出せなかった第一歩。乃木坂でたくさん準備をして、仲間に見送られて、まひろちゃんは一人きりで第一歩を踏み出したんだと思います。

 思えば、たくさん未来について話したなぁ。ライブが好きだから握手は行かないってファンもまひろちゃんにはいて、別にそれが間違っているとは思わないんだけど勿体ないなぁとは思います。握手会はまひろちゃんの歌への、未来への、夢への気持ちをストレートに聞ける唯一の場所だったから。いま、まだ推しがグループを卒業しておらず握手などで話が聞ける環境なら、苦手意識とかプライドとか諸々をかなぐり捨てて絶対に一度無理してでも会って話をしたら良いと、私は強く薦めます!

 2012年3月31日に東京ドームシティホールで初めて握手をした時から、まひろちゃんは「将来は歌手になりたい」と話してて。そしてそれは何年経っても変わらなかった。握手では何度も将来の夢や展望を聞きいた。その度に一緒に未来を想像して、幸せな気持ちになれて。握手だけじゃない。ライブ*1で涙ながらに「歌手になってお母さんを幸せにしたい」と語り、お茶会で歌唱力ユニット曲「私のために~」が発表されたときは「みんなに早く聞いてほしかった」と息巻き、カラオケバトルが決定した時は握手で「ゴールデンタイムに歌が歌える」と満面の笑みで喜び、そして私物サイン会で目標を聞いたら秘密って言いながらもサインをしてくれいたスマホケースの隠れた場所に「しおりんに歌で恩返しするね」と書いてあった。*2

 最後の個別握手会*3の本当に最後の最後、まひろちゃんは初めて握手の最中にぼろぼろと泣いていて、私もつられてぼろぼろ泣いてしまって、運営さんが箱ティッシュと簡易ゴミ袋を設置してくれている中でまひろちゃんが発した言葉はたぶん生涯忘れないと思う。初めて教えてくれた乃木坂に入った本当の理由。そして家族と歌への気持ち。ファンへの気持ち。未来への気持ち。幸せな気持ちも、それ以上に苦しかった気持ちも。もうこうやってゆっくりと話せることなんてないだろうから、この記憶をもって今後を見守れることは本当に幸せだと思う。

 まひろちゃんとの思い出の真ん中にはいつでも「ソロ歌手になる夢」があった。だから、私の夢も「まひろちゃんがソロ歌手として踏み出し、いつか武道館を満員にすること」でした。

 

 乃木坂に加入した7年前はまひろちゃんの未来はまだ真っ暗だったと思う。いや、7年前より2、3年前の方が深い闇にいたかもしれない。

 2018年6月30日。小さな小さな灯だけど、灯ったあかりは確かにまひろちゃんの暗闇を照らし始めたと思う。その瞬間に立ち会えたこと、本当に本当に幸せだった。

 

 長すぎる前置きはこんなところで、ライブの話に移ろう。

 下北沢の近松は150人入ればパンパンになる小さなライブハウスだった。ライブは座席のないスタンディング。ステージも低く、ひんやりと青い照明で照らされたセンターのスタンドマイクは今でも強くまぶたに焼き付いていて。このときはここが光の洪水になることなんて全然想像できなかった。正直言って不安だった。これはチケットが発売してからずっと。まひろちゃんの輝きとか魅力は私が一番分かっているのに、やはり大きな看板を外すということは不安なんですよね。何かあっても守ってくれる人は少ない。ファンですら不安なんだから、きっとまひろちゃんはそれ以上だったと思う。だから、完売という追い風はファンも周りの人も、何より本人が強くホッとしたはず。

 ライブは、まるで物語みたいだった。まひろちゃんの今までとこれからを記した、物語。

 通っていた人ならある程度分かると思うんだけど、まひろちゃんはとても口下手な子で。明るくちょけたりするけど、自分の頭の中にある感情をなかなか見せてくれない。確信に触れようとするとへらりと笑って遠くにいってしまう。自分が思っていることをさらけ出すのも苦手だし、綺麗にまとめて発信するのも、共感を集められるように組み立てるのも苦手な子だな、というのが私の印象です。

 だけど、歌を歌ってる時だけは違った。

 歌うまひろちゃんはとてもとても雄弁だったんですよ。自分の作った歌だけじゃなく人の歌でも、誰かの言葉を借りて自分の中に渦巻くありったけの思いを届けてくれる。口下手なまひろちゃんが届けてくれる恐ろしいくらいの感情の波は、歌が上手いという技術以上に私を惹きつけてくれました。本当に、本当に、歌ってるまひろちゃんが大好きだった。

 話は戻りますが、まひろちゃんのライブは物語みたいだったんですよ。

 今までの気持ち、これからの気持ち。全部詰まった宝石箱のよう。キラキラした物語を言葉に上手く乗せられない感情を込めて伝えてくれた、一時間強。本当に、幸せな時間だった。

 

 ここからはセトリベースで、昼公演の話を中心に最後に昼夜合わせた雑感を。

 夜公演のセトリはこちら( https://twitter.com/_shioring_/status/1013012734818914304  )

 

 

【昼公演 セットリスト】

 

WINDING ROAD / コブクロ&絢香

曲がりくねった道の先に 待っている 幾つもの小さな光

まだ遠くて見えなくても 一歩ずつ ただそれだけを信じてゆこう

WINDING ROAD絢香×コブクロ

  そわそわする空気を切り裂くように響いた歌声を、私は生涯忘れないと思う。それは、まるでまひろちゃんのことのような歌詞だったから。曲がりくねって迷子になりそうだった長い道の先に、見えた小さな光。まるで今日のライブだった。未来は遠くて見えないけど、一歩ずつ、信じて生きていくしかない。信じて、ついていくしかない。

 まひろちゃんは、この歌を歌っているうちにみるみる瞳に涙が満ちて。人前で泣くことがほとんどなかったまひろちゃんの瞳から、この一小節を謳い切った瞬間にぽたりと落ちた涙。

 まひろちゃんが最初の一歩をこの曲から始めたかった気持ちが痛いくらい伝わって。言葉よりも雄弁に語る歌。私が大好きなまひろちゃんがこの曲にまるごと詰まってて、ああ、やっとここまで来れたんだな、そう思ってめちゃくちゃにボロ泣きしました。

 

②change / 福原美穂

わたし見た目より 普通の女なの

薄っぺらい言葉でそう 舞い上がる

(中略)

Ah 愛して愛されてずっと we're gonna last forever.

Ah 何もない荒野にだって花を咲かせるわ

「change」福原美穂

 この歌の歌詞をよく読むと関係ないことは分かるんだけど、私はどうしても「わたし見た目より普通の女なの」って歌詞をまひろちゃんの歌で聴くと「ろってぃーなら出来て当たり前って思われるのがつらかった」という言葉を思い出してしまう。いつだってダンスが素敵だったよ、って褒めると言われ慣れているはずなのにぱぁっと満面の笑みを浮かべて喜んだまひろちゃんを思い出すんですよ。まひろちゃんは本当は不器用で、努力家で、その上にあの煌めくパフォーマンスがあるって信じて愛してきたファンのひとたちの気持ちを受け取って、まだ何もない真っ暗な道の先に花を咲かせてほしいなぁって思います。

 

オルフェンズの涙 / MISIA

オルフェンズ 涙 愛は悲しみを背負い 強くなれるから

オルフェンズの涙MISIA

  ぶっちゃけ歌詞に思い入れはないけど、流れ的に引用しなきゃな~って思って冒頭を。そういえば歌う前に「ガンダム好きな人~」って緩い掛け合いをファンとしていた。

 この曲があらわすまひろちゃんの物語は「家族」ですね。この曲、まひろちゃんのお母さんが大好きな曲。この曲をセトリに組み込んだこと自体が家族への恩返し。ソロの歌手になってお母さんを幸せにしたい、って夢の第一歩をまひろちゃんが実現した。そう思うだけで涙が止まりませんでした……

 

④渋谷ブルース / 乃木坂46

誰のために生きているのだろう? 自分のことさえわからなくなった

大人が敷いたレールの上をただ黙って行けばいいのか?

「渋谷ブルース」乃木坂46

  ギターを始めたまひろちゃんが初めて弾き語りした曲。最後の乃木坂46時間テレビの乃木坂電視台でも弾き語りをやっていた思い出の曲です。

 ギターは乃木坂で迷子になっていたまひろちゃんを導く確かな道標だった。自分のことさえ分からない時期に、大人が敷いたレールの上を黙って行くんじゃなくて、レールを拒否するんじゃなくて、レールの上を上手に走って遠いところへ行くって方法をことのとき少し分かったんじゃないかなぁって勝手に思ってます。まひろちゃんのこだわり職人肌なところ、とても大好きなんだけど、それは同時に頑固すぎて融通が利かないって欠点でもあって。折り合いがつかず苦しむ姿ばかりなのはヲタクとして正直とっても苦しかった。もっと器用に立ち回ってくれ~って苛立つこともあったけど、結局まひろちゃんが苦しみ抜いて走った道が最善だったんじゃないかって今は思う。所詮、ヲタクが見えてるのは限定的な側面だから、もっと乃木ヲタ時代全面的にまひろちゃんを信じてのびのびヲタクすればよかったっていうのは数少ない私の後悔。少し苦しそうで藻掻くような感情の情報量の多い歌声にくらくらしながら、そんなことを思い出してたらいつの間にか視界が滲んでた……涙腺……

 

⑤SASUKE / 川村真洋

向日葵のような笑顔で どんなに心傷んだ時だって助けてくれた

言葉なんか通じ合わなくたって分かり合えるよ

言葉なんていらないんだよ

「SASUKE」川村真洋

  原点。まひろちゃんが初めて作った、愛犬の歌。この歌を、ソロの歌手として歌う日が来るなんてもうやばい。語彙も死ぬ。やばい。

 SASUKEは節目節目でまひろちゃんを導いてくれた曲で、思い出もたくさん。最初のプリンシパルで初めて役をもらったときに自己アピールで歌って、生誕祭でファンの前で歌って、個人MVで弾き語りで歌って。生きていたときと同じようにSASUKEは寄り添って、まひろちゃんのデビューのときも傍にいてくれた。きっとあの会場にも来てただろうなって思って嗚咽洩らしながら見ていた。

 

~翔さんからのメッセージ~

良く言えばアホ、悪く言えばアホ

 いや、この方は本当にまひろちゃんのことをよく見て可愛がってくれてるんだなぁって。もう翔さんのメッセージが愛にあふれているんですよね、本当に。この人がまひろちゃんと出逢ってくれて幸せだなぁって、ヲタクは本当に思ってます。

 前に握手会でまひろちゃんからも「乃木坂にいたら分からない音楽の色んなことを教えてくれる」「アーティストの人と会って話をしたりご飯する場をセッティングしてくれる」「感謝してもしきれないくらい勉強をさせてくれる」と聞いていたので、まひろちゃんがソロで活動する決意が出来たのは間違いなく翔さんの影響も多いんですよね。何度感謝してもしきれない。

 まひろちゃんが乃木坂に入らなければ出逢うことがなかったかもしれない人。乃木坂46で得た大切な人のつながりを感じる。

 

⑥気づいたら片想い / 乃木坂46

 恋とは与えられるもの 決して抗えない 

「気づいたら片想い 」乃木坂46

  まひろちゃんが選抜の曲、そしてまひろちゃんが乃木坂の表題曲で一番好きな曲。

 この曲を聴くといつだって選抜に入ったときのことを思い出す。周りからもう入る気がないとか言われてたけど、まひろちゃんは選抜でもそうじゃなくてもやれることをやるって決めただけで「選抜にはいることは嬉しい」って思っている子だった。だから入ったあとの握手会、本当に嬉しそうで。あまりにテンションあがった私は、選抜記念のラバーブレスを友人と自腹で作って握手レーンで配ったりしてた(笑)そういう乃木坂での苦しみや喜びがぶわっと甦ってきたなぁ。

 あと、この曲からAkira Sunsetさんの弾き語りで、それがもうまた最高。切ない歌声に鳴くように響くギターの音がぴったりで。聴いてるだけで、唐突に落ちてしまった恋の切なさや苦しさと、けれど振り回され恋に溺れていく抗いきれないときめきの甘さを感じて、胸がきゅうっとなった。本当に、まひろちゃんの歌って雄弁で、心に物語を届けてくれるんだよなぁ。いつの日かの苦しかったけど楽しかった記憶が甘酸っぱく甦ってほろりとしちゃったよ…

 

⑦turquoise / 川村真洋(新曲)

南風みたくあったかくて

全てを包んでくれた

側にいるだけで 自然と笑顔になれる

「turquoise」川村真洋

  Akira Sunsetさんがまひろちゃんのために書きおろしてくれた新曲。相対的にみると、この歌がやっぱり一番良かったなぁ。*4まひろちゃんの透き通った声と、Akiraさんの優しいギターと、曲の爽やかで少しだけセンチメタルな旋律と、気持ち良い夏の午後を思わせる歌詞、そして会場の陽だまりみたいな雰囲気。夏歌なんだけど、王道な熱くてパワフルじゃない、ふと過る想い出の中の夏のような懐かしい夏歌。すごく、まひろちゃんらしいなって思って。永遠に音の中に揺蕩っていたくなるような、気持ちの良い時間だった。

 あと、本当に歌詞が良くて。引用した部分とか、まんま、まひろちゃんみたいで。まひろちゃんは夏生まれで、夏が似合う女で、名前の由来も「真夏の太平洋」で真洋。広くってあったかくて思い出の中で煌めくまひろちゃんみたいな歌だった。

 独り立ちして最初のオリジナルソングが、この歌で良かったなぁって心の底から思わせてくれる、そんな幸せで心が満たされるような一時だった。本当に、忘れたくない記憶。

 とにかくちゃんとした音源を寄越せ!!!配信でもいいから!!!頼む!!!お願いします!!!まじで!!!

 

⑧強くなりたい / 平井堅

ああ君がいて良かった…そう思う度強く手を握るから

ああ同じ気持ちで強さでそっと握り返してくれるだけでいい

「強くなりたい」平井堅

  色々あったから、色々思い出すよね。この歌、まるで語り掛けるように歌ってたんですよ。客席全体に。それが凄いエネルギーで、心臓掴むみたいで。ありったけの感情を手渡しされてるみたいな。

 最後の個別のとき、まひろちゃんがボロボロ泣きながら言ってたことを思い出してた。

 「まひろは握手会を苦痛に思ったことはない。そういうメンバーもいたけれど。まひろにとっては握手だけはいつだって楽しい仕事だった。ここにいる人たちはみんなまひろの味方だって思えたから」

 ヲタクに出来ることなんて何もないよなぁ、って思うことは正直少なくなかったし、今だって大まかに言えばそう思ってる。だけど、ヲタクにしか出来ないこともある。それは味方だよって、あなたが好きだよってありったけ伝えてあげること。掛けた言葉から、何度も何度もレーンに通った手から、少しでもパワーをあげられてたなら、私も幸せだなぁって思った。この日のまひろちゃんの歌声は、その答えみたいだったって勝手に思ってる。勘違いだっていい。思えただけで幸せなのだ!それだけで、救われた気持ちで、まひろちゃんに感謝してもしきれないなぁ。

 

⑨未来-ミライ- / 福原美穂

 君の未来覗く ハロー!ハロー!

I can hear the Sound of JOY!

君が振り向いて 笑う笑う

思わず祈るよこの一瞬 ずっと続きますように

「未来-ミライ-」福原美穂

  いや、このセトリ凄すぎません!?冒頭に「WINDING ROAD」、本編最後にこの曲を持って来たセトリの物語性!

 まさにこのライブが「君の未来」で私たちはそれを「覗いた」んですよね。まひろちゃんも、ファンも、スタッフさんも、みんなみんな笑顔で。本当に歌詞にの気持ちが乗っかるみたいに、まひろちゃんの歌声に導かれるみたいに「この一瞬がずっと続きますように」って思ってた。本当に、いつの間にか。きっと周りの人も、まひろちゃん本人もみんなそうだったんじゃないかな。歌の力って、本当に凄いなぁって思った。ぼろぼろと流れた涙はこれまでの苦しさとかなつかしさとかを思い出したわけじゃなく、そういうのを全部洗い流して浄化していくような感じだった…いや、宗教かよ。宗教です。

 この曲を歌うまひろちゃん、比喩とか抜きにして尋常じゃないくらいキラキラしてて、ステージの上が本当に眩しくて、小さい箱がとんでもなく大きく感じられて、圧倒的な幸福感に眩暈がしそうだった。

 あの瞬間、私は確かに未来を垣間見たんだと思う。

 

⑩何度でも / Dreams Come True

 何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ

きみの名前 声が涸れるまで

悔しくて苦しくてがんばってもどうしようもない時も

きみを思い出すよ

「何度でも」Dreams Come True

  そしてこの曲をラストに持ってくるセトリよ…どれだけ泣かせれば気が済むのか。

 この曲、握手で「つらいときはこの曲聴くよ」ってまひろちゃんに言われたことのある曲でして、私も私生活でつらいとき、ヲタクをしててつらいとき、どんなときでも聴いていた曲なんですよね。きっとまひろちゃんもこの曲聴いて頑張ってるのかな、って思うといくらでも強くなれたし頑張れた。

 まひろちゃんの強い声で聴く「何度でも」本当に圧巻だったなぁ。決意と未来がこれでもかっていうくらいみなぎっていて、人を導く爆発的なパワーを持った声だった。

 これから先もつらくて苦しいこと、ご飯すら喉を通らなくて立ち上がることさえ億劫になるほどつらいことがあるかもしれない。あの春夏の痩せ細った姿を思い出すと今でも胸が詰まるけど、この歌声を持ったまひろちゃんなら無敵だなって理屈じゃない説得力で納得させてくれた。

 ヲタクは、信じてついていくだけ。まひろちゃんの作る道を、これからもずっと歩いていきたいなぁ。「まひろちゃんが見る景色を、一緒に見ていきたい」それが私の新しい夢。

 

 

  卒業したらアイドルってどうなるんだろう、は太古から永遠の課題で。特にAKB48が出来てから爆発的に元・アイドルが増えて脱アイドル後の人生の難しさに拍車がかかった気がします。乃木坂ちゃんは女優さんで成功している人は出てきているけれど、やはりそれ以外は難しい。在籍中から明確に音楽の道を志していたのもまひろちゃんくらいで。だからこそ、まひろちゃんには音楽で成功してほしい。これから先、乃木坂を志す子に音楽の道を志す子がいた方が絶対グループとしての豊かさは増すと思うんですよ。どう考えたって、いまその層が薄いから。そういう意味でも、本当にまひろちゃんは頑張ってほしいです。グループに恩返し、出来るといいね。

 

 ファーストライブ、本当に最高だったな。苦しかったこと、楽しかったこと、自分を救ってくれたこと、光も闇も、苦しさも楽しさも、過去も、そして未来も…その全部がセットリストと歌に込められてて、物語みたいで、これまでのまひろちゃんの人生のベストアルバムなライブだった。

 でもまだまだ発展途上、気になったことだってたくさんある。カラオケのピコピコおんが気になりすぎたこととか(これだけはまじで苦痛だったから早く全編生演奏になってほしい)、ブレスの荒さとか、煽りのぎこちなさとか、一人で間を持たせる難しさとか、素人目に見たって色々ある。けど、これからもっと素敵な物語が描かれる瞬間に立ち会えると思うとわくわくするよね。

 私はまひろちゃんを応援していて、わくわくしなくなったらやめるっていうのを割と公言しているんだけど(だって楽しくなかったら趣味じゃないから)、七年間ずっとわくわくしているので、きっとこの先もまひろちゃんを追い掛けていたら退屈しなそうです。

 

 さて、そんなパワーをたくさんもらえて、元気になれるあったかいライブ、体感してみたくありません?川村真洋ちゃんが紡ぐ新しい物語、気になりませんか???

 なんと、8/16の追加公演、完売していたのですが追加チケットが出ました!!!やったね!!!

eplus.jp

 いつか行くんだから今日行ける。一緒に目撃しましょう。

 推しの卒業後に少しでも不安を抱いてる人は良かったら来てほしいな。自分で道を選んだ子がきらきらしている姿は迷ったヲタクに元気を与えてくれると思うんですよ。

 このブログを読んだあなたと初台でお会いできるの、楽しみにしてます!

 

(追記:7/26)

喜んでくれ、人類!何とまひろちゃんのライブ、大阪公演が決定しました!

eplus.jp

チケット発売中なので、関東は遠いなぁって思ってた人はこの機会にぜひ行きましょう!私ももちろん駆けつけるぜ!

 

 あと、YOUNG GUITERさんで下北のファーストライブの様子が動画でアップされました。雰囲気伝わるよ☆

 

youngguitar.jp

*1:アンダーライブ3rdシーズン

*2:これ、私の一番の宝物です

*3:3/25京都個別

*4:瞬間風速だけでいうならやっぱりWINDING ROADの出だし

僕だけの君、川村真洋ちゃんを追い掛けた乃木坂ヲタク6年半のまとめ

 2018年3月31日、私の推しメンの川村真洋ちゃんが乃木坂46を卒業しました。

 

 2011年の11月27日放送の「乃木坂って、どこ?」の「ダンス七福神」のコーナーで初めて見つけて、2012年3月17日の「東日本大震災の復興支援チャリティーイベント」で初めて生で見て、2012年3月31日の「ぐるぐるカーテン個別握手会」で初めてお話をしました。当時は井上さんも一緒に好きだったんだけど、握手で話して、まひろちゃんともっと話したくなって、買えるだけの全握券を握りしめて名古屋へ飛ぶことを決めたのを、今でも覚えてる。あのわくわくが始まる予感、きっと一生忘れないだろうなぁ。何かにハマったとき、ハマる予感がしたときのアドレナリンがどばどば出る感じは何度経験したって気持ち良くて。行きの新幹線で踊ってる綺麗な姿と、くしゃくしゃの笑顔と、ちょっととんちんかんな言動を思い出して幸せな気持ちになっていました。何度も何度もリピートにして流したぐるぐるカーテン。だから、あのイントロを聴くたびに、あの頃のわくわくが一瞬で甦るんですよね。たぶん、思い出補正込で一生一番好きな曲なんじゃないかと思ってます。

 

 まひろちゃんは、まひろちゃんのファンじゃない人から「アイドルらしくない」何なら「アイドルじゃない」「アイドル失格」とまで言われることもあったけど、「誰かをステージングや握手で幸せにするお仕事」をアイドルだするなら、私にとってまひろちゃんは誰よりもアイドルらしいアイドルでした。だから、誰がどんなにまひろちゃんをアイドルじゃないって言っても、まひろちゃんに幸せにしてもらっていた私がいる限り間違いなくこの6年半まひろちゃんは「アイドル」だったと思います。6年半、幸せをもらい続けて、ずっとまひろちゃんを好きでいられた私が証明!(笑)たくさん、たくさん幸せにしてもらって、毎日を頑張る力をもらって、行ったことのない場所に連れて行ってくれて、見たこのとのない景色を見せてくれた。普通に生きてたら出逢えないような人と結び付けてくれた。出来ないような体験をさせてくれた。

 まひろちゃんは、私にとって世界一のアイドルです。

 

 さて、こんな感じでこの七年間のことは語り出したらきりがないので、自分の行った現場だけを自分用備忘録的に残しておきます。忘れたくない思い出と、いまの素直な気持ちを、文章で残しておこうと思うんですよ。人はすぐ忘れちゃう生き物なので。なのでこれはあくまでも未来の自分のための公開タイムカプセルです。

 

 

①ライブ

 一番ライブが好きだったなぁ。ライブの時のまひろちゃんはとにかくキラキラしていて、どんなに後ろにいたって一瞬で分かった。有明の2階の最後列からだって、双眼鏡なしでまひろちゃんがどこにいるか分かった。長い髪をしなやかに振って、歌うたびに表情が変わって、本当のサイズよりずっとずっと大きく見えるダンスで、うちわには片っ端からレスを返して。まるで陸にいた魚が海に戻ったみたいに、やっと呼吸が出来たみたいに、ライブのまひろちゃんは全身から「生きる喜び」みたいなものを発散していて、見るだけで元気になれたんだ。

 2013年10月6日代々木体育館でのライブ終わり、サプライズで選抜発表がありました。そのとき二期生の堀さんがセンターになって。やっぱりどうしたって一期生のヲタクの動揺は激しくて、ライブ終わりのタイムラインはライブの感想だけじゃなく選抜発表の感想ばかりが流れていってました。それが、とても悲しかった。そんなときまひろちゃんが更新したブログの言葉が、まひろちゃんのライブに対する考えとして何より印象に残ってます。

すいません。今の自分のこの気持ちを
どう言葉に表したらいいか分からなくてずっと悩んでいました。
blogが書けなくって少し日にちが
あいてしまいました。


サプライズ発表って嬉しい報告を
するもんぢゃないのかな?って
思いました。
選抜から外れたメンバーの推しの方もいっぱいいるのに、、、
その方たちも 楽しむためにライブにきて楽しい気持ちでお家に帰りたかったはずなのに...
結局 たくさんの乃木famの方を
最後の最後に悲しい気持ちにさせてしまった。
どーして サプライズ発表で選抜発表しちゃうんだろう?って
私達は思っていました。 本当にごめんなさい。

代々木体育館ファイナル☆そして 7枚目選抜発表!! ろってぃ | 乃木坂46 川村真洋 公式ブログ

 

 いつだってライブで幸せにしたいと思ってくれるまひろちゃんは、本当に最高の推しでした。本当にありがとう。

 

【全体ライブ※乃木坂主催のもの】

・震災復興チャリティーライブ

乃木坂46 Zepp Live~がんばれ今野~(大阪1、名古屋1 全2公演)

Zepp Live in Tokyo(夜公演 1公演)

・1st Birthday Live

・2013年 真夏の全国ツアー(大阪、名古屋、東京各2公演)

・2nd Birthday Live

・2014年 真夏の全国ツアー(大阪2、福岡2、仙台2、名古屋2、東京1 全9公演)

・2014年 Merry X'mas Show(全3公演)

乃木坂46感謝祭(全2公演)

・3rd Birthday Live

・2015年 真夏の全国ツアー(仙台2、名古屋3、広島2、大阪3、東京2 12公演)

・2015年 Merry X'mas Show(全2公演)

・2016年 真夏の全国ツアー(大阪3、仙台3 6公演)

・4th Birthday Live(全3公演)

・5th Birthday Live(全3公演)

・2017年 真夏の全国ツアー(東京2、仙台4、新潟3 9公演)

・真夏の全国ツアー Final 東京ドーム(全2公演)

 

合計:60公演

 

【アンダーライブ】

・アンダーライブ 1stシーズン(全7公演)

・アンダーライブ 1stシーズン 追加公演(全3公演)

・アンダーライブ 2ndシーズン(9公演)

・アンダーライブ 3rdシーズン(5公演)

・アンダーライブ 4thシーズン(9公演)

・アンダーライブ 武道館(全2公演)

・アンダーライブ 全国ツアー 永島聖羅卒業公演(全3公演)

・アンダーライブ 全国ツアー 東北シリーズ(岩手、青森 2公演)

・アンダーライブ 全国ツアー 中国シリーズ(岡山、山口 2公演)

・2016年 Merry X'mas Show アンダー単独公演(全2公演)

・アンダーライブ 全国ツアー 関東シリーズ(東京 全4公演)

・アンダーライブ 全国ツアー 九州シリーズ(大分2、鹿児島、宮崎 4公演)

・アンダーライブ 全国ツアー 近畿・四国シリーズ(香川 1公演)

 

合計:53公演

 

【お呼ばれライブ】

・MUSIC FOR ALL , ALL FOR ONE

めざましライブ2013

・めざまし LIVE ISLAND TOUR 2013 in 大阪

・極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章 乃木坂46 vs 氣志團 ~学生服反逆同盟~

・LIVE EXPO TOKYO 2015

セブンイレブンライブin名古屋

乃木坂46 SPECIAL LIVE 2017 at UNIVERSAL STUDIOS JAPAN(全2公演)

 

合計:9公演

 

②握手会

 たくさん握手、したなぁ。個別は調べれば枚数分かるんだよね~…でも調べないでいいや。まひろちゃんと話すの、いつでもとっても楽しかった。ライブの話、最近のお仕事の話、未来のお仕事の秘密の話…いつも楽しかったこと、悔しかったこと、たくさん話してくれたね。メンバーと遊んだ話もたくさん聞いたなぁ。アイラインの色を変えただけですぐ気付いてくれて、変わった踵の靴を履くと去り際に呼びとめてくれて、自分でも知らない間に痩せたときはいっつもまひろちゃんに教わって体重計乗って驚いて、そして仕事がつらくて毎日泣いていたときはレーン入って一秒で「何かつらいことあったん?顔が、違うで」って聞いてくれた。

 いくら話しても話はいつも尽きなかったよ。まひろちゃんが「お茶しながらゆっくり話したい」って言ってくれたの、今でも思い出します。

 個別は私服がいつもお洒落だった。けど大抵ZARAだった。ツインテールの日は「しおりんの嫌いなツインテールだよ~」ってよくあっかんべーされた。個別が、大好きだったなぁ。反面、全握はさぼってばっかりだったんだけどね、わたし!(笑)でも長く通うのって、自分の中であらゆる折り合いをつけないと難しかったなぁ。そして、無理してるなぁって思った人は大体途中で流れ星みたいに消えて行った。たぶん、長く続けることが一番難しいんだなって、本当に心の底から思うんですけど、長く通うことってその分とっても重みのあることな気もしてる。だから、いま通ってる友達たちも無理せずに悔しくても折り合いつけて、巣立つ瞬間まで見届けてほしいなぁ、って思うのです。

 基本的にグループを卒業したことについては賛成なんだけど、もうこうやって長い時間お話できることがなくなるのかな、って思うとやっぱりちょっとだけ寂しいです。そこは、嘘つけないよ。楽しい時間、今までありがとう。

 

【個別握手会】

ぐるぐるカーテン(東京 1会場)

おいでシャンプー(幕張2 全2会場)

・走れ!Bicycle(幕張、大阪、名古屋、横浜 全4会場)

制服のマネキン(名古屋、幕張、横浜2、京都 全5会場)

君の名は希望(幕張、東京、名古屋、京都、横浜 全5会場)

・ガールズルール(横浜2、京都、東京、名古屋、幕張 全6会場)

バレッタ(幕張3、京都、横浜 5会場)

・気づいたら片想い(京都、横浜3、名古屋、幕張 全6会場)

・夏のFree&Easy(横浜2、東京、京都、名古屋、幕張 全6会場)

・何度目の青空か?(横浜3、幕張、名古屋、東京 全6会場)

・透明な色(東京 1会場)

・命は美しい(京都、東京、横浜3 5会場)

・太陽ノック(京都、名古屋、横浜2、幕張 5会場)

今、話したい誰かがいる(横浜、幕張2、名古屋、東京、京都 全6会場)

ハルジオンが咲く頃(幕張、東京、横浜 3会場)

・それぞれの椅子(横浜 1会場)

裸足でSummer(横浜3 3会場)

・サヨナラの意味(名古屋、幕張2、横浜 4会場)

インフルエンサー(幕張、横浜2、名古屋、京都、幕張 全6会場)

・生まれてから初めて見た夢(京都、幕張 2会場)

・逃げ水(横浜3、仙台 4会場)

・いつかできるから今日できる(名古屋、東京3、横浜、京都 全6会場)

・僕だけの君~Under Super Best~(京都 1会場)

 

合計:93会場

 

【全国握手会】

ぐるぐるカーテン(大阪、名古屋 2会場)

おいでシャンプー(名古屋、幕張、大阪 全3会場)

・走れ!Bicycle(名古屋、幕張 全2会場)

制服のマネキン(幕張 1会場)

君の名は希望(幕張、名古屋、京都 全3会場)

・ガールズルール(京都 1会場)

バレッタ(横浜 1会場)

・気づいたら片想い(京都、幕張、名古屋 全3会場)

・夏のFree&Easy(幕張 1会場)

・太陽ノック(名古屋 1会場)

・いつかできるから今日できる(大阪 1会場)

 

合計:18会場

 

 

【その他】

ヤマダ電機 ノミの市ミニ握手会 ※井上さんに会いに

おいでシャンプー ミニ握手会(豊洲 1会場)

・BLT×乃木坂カレンダーお渡し会

 

合計:2会場

 

③舞台

 本当に、本当に、本当に、プリンシパルが大好きだった(といっても、deuxまでなんだけど)。そしてまひろちゃんは、本当に、本当に、本当に、プリンシパルが大嫌いだった。(笑)でも、プリンシパルから逃げなかった。

 2013年6月2日公演のことは、一生忘れないと思う。立ち込めていた雲が全て晴れたような日。初めて「いつみ」をやりたいと聞いたのは4/29だった。まひろちゃんはずっと、ずっと、いつみに焦がれて、振られてを何回も何回も繰り返していた。一時期は他の役もトライしたけど、まひろちゃんは最後までチャレンジしつづけて、結果としていつみは最高の形で振り向いてくれたんだ。

 

まひろね、最初いつみ役がしたくてしたくてしたくて東京公演で 6回だっけな?


何回も挑戦して挑戦して...いつみになれず、結果 落とされまくったんだよね...

心痛かった...

楽屋で待機してるときいつみのセリフ動きをモニターで見ると、正直めっちゃ
悔しかった...。

いつみになれんまま東京千秋楽を終え大阪公演が始まった。


でも 諦めるつもりなかった...。

(中略)

だから、よしっ!
酒に酔ってすげぇ悲しいいつみを演じるのだw
と思い、ホテルで練習してた悲しいいつみを しゃがみこみ思いきってやってみた...。


よしっ、、、あとは あとは結果を待つのみ 。

・・・・・・
選ばれたーーーー !!!!!

(中略)

何度も何度も諦めかけたその時
花は咲くんだね...

プリンシパルよ〜。会社で あにあにと待ち合わせ(・∨・) | 乃木坂46 川村真洋 公式ブログ

 

 どんなに苦手なことだって諦めないでぶつかっていく姿眩しかったし、この先もきっとこの経験って何かの糧になっていくんだろうな。苦しむ姿を見るのはつらかったけど、一緒にこの体験を味わえたの、本当に宝物だ。

 

【16人のプリンシパル

・16人のプリンシパル(4公演)

・16人のプリンシパル deux(東京14、大阪4 18公演)

・16人のプリンシパル trois(4公演)

・16人のプリンシパル映像公演トークライブ(1公演)

・3人のプリンシパル(1公演)※3期生公演

 

【その他舞台】

じょしらく弐~時かけそば~※佐々木琴子さんを見に

 

④地方イベントとメディア収録

 昔は地方イベントってたくさんあったんだよ!今じゃ絶対立たないような15センチくらいしか高さのないステージ、溢れかえる地元の人々、ご当地グルメのブースで買い漁って食べながら待機。でも、そのおかげで色んな場所に行けた!あったかくて懐かしい雰囲気は何より楽しかったし、アウェイで頑張る姿はハラハラしたしドキドキしたなぁ。

 収録で印象に残ってるのは下北FM。みんなでいっぱいいっぱいまひろを応援した。あのときから、まひろちゃん推しの友達との絆が固くなった気がする。私の乃木ヲタ生涯の戦友、ムネヒコさんと仲良くなったのもこのイベント契機。アウェイは絆を固くするね(笑)

 

【地方イベント】

・おしゃれ学園祭 ※井上さんを見に

CBCラジオまつり2012

佛教大学学園祭 ※まひろちゃん不在

関西大学学園祭 ※まひろちゃん不在

RSK 60th 感謝祭だヨ!全員集合!!

・マンモスフリーマーケット

日本ダービースペシャルライブ ※宮沢セイラちゃんを見に

・SUMMER CONFERENCE 2013

オートバックスカーナビ即売会

 

【メディア収録】

・アンダーステーション 東京タワー(webラジオ)

下北FM公開収録(webラジオ)

・BOMBER-E収録(2015/11/10)

・BOMBER-E収録(2016/10/25)

富士急ハイランド「乃木坂のの」公開収録

 

スペシャルイベント

 スペイベ、色んなことやったなぁ。最初の方のお茶会はみんなでアリスの格好して行ったりしたわ(笑)まひろがいつもより自由で、ラフな感じで本当に楽しかった。幻のお洋服コーディネート、応募して良かったなぁ。今だにその時のお洋服を着ていくと「まひろの選んだやつ!」って言ってくれるので楽しいです。

 あと、屋形船!唯一運営から物理的に還元された気がするイベント。誰よりもはしゃいでました。でも客の私以上に、いつも運営がはしゃいでた。運営のべろべろに酔っぱらう姿なんて滅多に見られないので楽しいイベントです。これはまだ行きたいから続けてくれ。

 それから、スマホにサインもらったのは本当に記憶に残ってる。見えない場所に書いてくれたメッセージ、まひろちゃんが仕事の節目の度に「覚えてるからね」って言ってくれて。いつでも使って持ち歩いてもう本当にぼろぼろだけど、見えない場所だったからあの言葉だけは綺麗なままで残ってる。つらいとき、いつでも力をくれた魔法の言葉だったなぁ。

 本当にスペイベがあって、色んな不思議体験ができた!たくさん入れても外れるときは外れるし、少なくても当たる時は当たるから、とりあえず迷ってる人がいたらおすすめしてます。でも、私は当てるって決めた場所は割ととにかく突っ込んでました(笑)※外れたのは2回であとはそもそも申し込んでいない。

 

スペシャルイベント】

・走れ!Bicycle 似顔絵会

君の名は希望 生声録音会

・ガールズルール お茶会

バレッタ お茶会

・気づいたら片想い お茶会

・透明な色 メンバーからバレンタインプレゼント!~あなたの服をコーディネートします~

・命は美しい 私物サイン会

ハルジオンが咲く頃 私物サイン会

・それぞれの椅子 残念!マネージャーと乗る"屋形船"

・サヨナラの意味 乃木坂メンバーとゲーム!会

・生まれてから初めて見た夢 第2回乃木坂46マネージャーと乗る"屋形船"

インフルエンサー お茶会&似顔絵会ダブルヘッダー

 

まとめ、おしまい。

 

 本当にいろんな場所に行って、まひろちゃんをたくさんたくさん見たなぁ。

 いつだってまひろちゃんはキラキラ輝いていて、笑っていて、会うたびに「また会いたいから頑張ろう」とか、「こんなことをしているところを見られたらまひろちゃんに嫌われる!」って生活が清く正しくなったりとか(笑)、まひろちゃんのおかげでとっても人間らしくなれました…。

 何かにハマれば大体3年くらいで飽きるタイプで、所謂オンナが生涯ハマるであろう様々なものを渡り歩いてきた人生だったと思う。中学生くらいはアニメマンガにハマったし、高校大学はジャニーズ沼(嵐の相葉ちゃん担でした)で全国を飛び回ったし、社会人になってすぐはお笑い(POISON GIRL BANDとピース)にハマって週9回ライブの予定が入ったりしていた。他にも細かく色んな場所を出たり入ったりしていて、25歳の時に初めて出逢ったのが乃木坂46川村真洋ちゃんでした。

 行き場のない母性を全てぶつけ、掛けるお金を養育費だなんて呼んで、とにかく彼女の笑顔が見たくて、様々なところに行って様々な人に出会った6年半。母性のつもりだったけど、いま思えばそれは宗教にも近いもので、宗教は周りから異様な目で見られることもあるけれど、確実に私を救って導いてくれました。

 傍から見たら馬鹿みたいに映るかもしれない。それでも間違いなくまひろちゃんは私にとっての生き甲斐で、子供で、光で、神様みたいな女の子でした。

 

 こんなにも大好きなものに出逢えたなんて、幸せな人生だ。まひろちゃんを追い掛けていてうんざりするほど悲しくてつらい瞬間がなかったといえば嘘になるけど、それ以上に楽しくて幸せなことばかりだった。

 これからもその眩しすぎるくらいの光に導かれて、たくさんの景色に出会っていけたらいいな。まひろちゃん、これからもよろしくね。

 

【2018/7/23 追記】

 その後のまひろちゃんの話です。

shioring78.hatenablog.com